対人関係を強化したい人にオススメ

◆人を動かす(D.カーネギー)


総合評価 ★★★★★

【感想】
「人を動かす」という題名が上から目線のリーダー論のようにも聞こえるけど、
中身は「対人関係をよりよくするための考え方論」

ひたすら実例で説明してくれるので説得力がある。

1937年発売と72年前の本やのに、内容が今でもハマるのが驚き。


【内容】
結論
「相手に重要感を持たせること」



心に残ったポイント
◎人を動かす原則
・自己の重要感を感じさせる
→褒めること、励ますこと。
人間は例外なく評価されたい生き物

・相手の立場になって考える。
→お互いに利益がないと人は動かない。


◎人に好かれる原則
・キーマン以外にも関心を示す
→味方になりキーマンにプッシュしてくれることも。

・常に笑顔。
→しんどい時こそ元気な演技で。

・名前を覚える
→お世辞より効果的。距離が縮まる。

・聞き手に回る
→それだけで話し上手と思われる。相手が喜んで答えるような、関心のあることに対しての質問をする


◎人を説得する原則
・無駄な議論をしない、誤りを指摘しない
→間違いを正して打ち負かしても、それは相手を不快に思わせるだけの時もある

・誤りを認める
→自分が悪かったら相手の言うことを先に自分で言って謝る。相手には何も言うことがなくなり、寛大になることも

・イエスと答えやすい問題を選ぶ
→もめた時ほど穏やかに、相手の立場に立って同意を得ながら。

・人の美しい心情に訴える
→世間的にも誰もが納得する理由。
芸能人が子どもの写真を載せないで!を子どもの影響を考えて。


◎人を変える原則 
・わずかなことでも褒める
→犬の調教と同じ。子育ても同じ。具体的にどこが良いのか。心のこもらない上部の褒めは反発を買う。

・期待をかける
→自分にとって良い評価が与えられた以上、その評価に違わないように努めるのは人情。激励することにもつながる。

これは自分が特に心に残った項目であり、実際はもっと色々あります。

人とのコミュニケーションを取る上で非常に勉強になる!



何かやりたいことがある人にオススメ

◆バッタを倒しにアフリカへ(前野ウルド浩太郎)

総合評価 ★★★★★


【内容】
昆虫博士ファーブルに純粋に憧れた著者が、アフリカで国家的問題とされているサバクトビバッタの解決に向けて、単身モーリタニアへ。
バッタ研究者で食べていくという幼い頃からの夢を叶えるための実話。


【感想】
かなりおもろい。
著者の明るい人柄が表れている文書表現と、何回も失敗を繰り返しながらも前進していくストーリー展開。

応援したくなるし、多くの人に支えられている理由がわかる気がする。

この本のテーマ自体は「バッタ研究」。
でもその夢で食っていくための思考や方法、また研究者としての仮説検証の方法など、どの角度から見ても読み応えがあった。

中学生くらいにこの本と合わせてホリエモンの本とか読めば、人生の可能性はもっと広がるかも。



働き方の質を高めたい人にオススメ

◆多動力


総合評価 ★★★★★

読むのは2回目。
ほんまおもろいと思う。

◆内容
全ての常識人に対して、ホリエモンの仕事の進め方・考え方の紹介。
この人と同じように働けてる人が、果たしてどれくらいおるんやろうか。
まあでも正直、会社にこんな人おったら完全に変人。
成績が良かったら許されるけど、そうやなかったらただの屁理屈こねまくりの変人やと思ってまう。


◆マネできる考え方
・自分にないものは全て人に助けてもらう
・人にお願いできることはお願いして、自分にしかできない仕事をしよう
・寿司職人に修行はいらない。慣例とか過去からの流れにこだわる必要なし。
・見切り発車はよい。とりあえずやってみて、走りながら考える方が良い。
・熱しやすく冷めやすい方が良い。80%でよい。
色んなことに手を出した方が知見、教養か広がる
・分からないことは素直にその場で聞く。恥ではない。
・忙しい人ほどレスポンスが早い。自分のとこでボールを持ったままにしない
・睡眠は8時間とれ。最低でも6時間。
・株の損切りは自分がどれだけ損失しているかは関係ない。その株が「今その価格なら自分は買うかどうか」だけで判断。



◆変人たる所以
・サラリーマンでも経費精算はアウトソーシング
・電話かけてくる人とは仕事しない
・会議中にスマホ触って常に情報収集しろ
・人生に目的はない。

などなど



客商売してる人にオススメ

スターバックスはなぜ強いブランドでいられるのか?(ジョンムーア)

総合評価 ★★★☆☆


Q.なぜ強いブランドでいられるか?
A.スタバの理念である「お客様の日常を豊かにする」を実践しているから


Q.お客様の日常を豊かにするとは?
A.コーヒーをただの飲み物から、その1杯から生まれる日常から離れたくつろいだ時間を提供するという感じ。
 ニーズではなく、ウォンツ(本人も気づかない潜在的な欲求)を満たす。


Q.そのためにスタバが工夫していることは?
A.お客様には「スターバックス体験」をしてもらう。
 従業員には「従業員満足と社内教育」


Q.スターバックス体験とは?
A.注文の仕方、接客、居心地のいいイス、照明、壁画、テイスティング・・・すべて


Q.従業員満足と社内教育とは?
A.給与面、責任、やりがいなどの工夫。社内教育は特にリーダーに対する期待が大きい。
 それは従業員が見限って離職する場合の理由の多くは会社ではなく、人だから。
 特に現場で働く仲間。
リーダーはサーバント(奉仕型)リーダーシップが求められる。


などなど。


面白い内容やったけど、今の自分の仕事に直結するのはどちらかといえば「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方(著:森岡毅)」
の方があってたかな。





仕事がデキる人におすすめ

USJを劇的に変えた、たった一つの考え方(森岡毅)


総合評価 ★★★★★


【感想】
USJ復活の立役者である森岡毅が、その時何をどう考え、どう行動したのか。

森岡氏が高3の娘に向けて執筆した
日本で一番分かりやすいマーケティングの教科書」。


ちなみにこの題名に対する答えは
マーケティング思考」。
言いかえると
「徹底した消費者(受け取り手)視点をもつ。」

この考え方を知っておくと、仕事がデキるようになると思う。

マーケティング思考ってすごい。
森岡毅さんってすごい。
その全てが体現されているUSJってすごい。




自分はバカじゃないと思ってる人にオススメ

◆バカとはつき合うな(堀江貴文 西野亮廣)の評価感想


総合評価 ★★★★☆


【内容】
・著者二人が考える、良い意味のバカな人、ほんまにあかんダメなバカについて

◼️挑戦について
・「走りながら行動」ではなく「行動しながら考える」ことが大事。

・行動の内容はがむしゃらではなく、「情報収集」であること。
行動しながら集めた情報を基にロジカルシンキング。

・想像力がない人は情報がない。
情報収集に消極的、運任せだから、いつまでたっても想像力がないまま。


・行動には痛みや不安は当然ある。100パーセント成功が保証されてる挑戦はない。
だからやる前にクヨクヨ考えてる時間が無駄。


・それらの不安などのネガを打ち消すのは「ロジック」

・ロジックが自分の中であれば、人と違うこと、違う判断をしても気にならない。 ロジックがない人は不安だから、変に空気を読んで人が多くいる方に群れる。


経験の積み重ねが勘を鋭くする。
行動せず口先ばかりの人の勘はあてにならない。


人が同じことをしてる時こそ最大のチャンス。
他の人と違うことをやるだけで勝機が高まる。
※ただしロジックをしっかり持った上で。
キンコンの漫才はあえて当時漫才の主流であったダウンタウン路線を外した。



◼️その他
・学歴エリートの得意科目は「我慢」
でもそんなもんは将来機械化される。

・誘っても断られる人は、時代の流れではなくその人自身に魅力がない

・頭が良い人は、スピードが速い。
即断即決、即行動。

・人前で大口叩いて宣言するからやらざるを得ない。だから色んなアイデアを考えざるを得ないし、行動せざるを得ない。
天才とはそうやって作られていく。




【感想】
・行動して、非難されても動じずにそれでも行動し続ける二人の言葉やから説得力がある。

・ほんで二人とも時代の先端をいってる感じがヒシヒシ伝わる。

・でも確かにこの物言いは世間一般的には怒る人もおるやろなあ笑。特に堀江さん。

・この本で“バカ”と指摘された人は、ぜひこれからの時代の流れに乗り遅れないように、思考と行動を変えるべき。自分も含めて。





青春を擬似体験したい人にオススメ

夜のピクニック(恩田陸)




総合評価 ★★★★★

高校生活最後のイベント、ただ夜通し歩くだけの「歩行祭」

それだけの内容やのに、よくここまでストーリーが展開できるなと。

何が起こるわけでもなく、ただ歩く。

それだけやのに。


高校生の男女の、その機微を見事に表現し続けた恩田陸ほんますごい。

永久保存版。

高校生に是非読んでもらいたい。

いかに自分たちが貴重なひと時を過ごしてるのかを、この本を通じて分かってもらえたらええと思う。

しかし自分もいつのまにかほんまにおっさんなってもたなぁ笑